Hey Judeを叩く(ドラム)

 ピアノが弾ける姉と、リコーダーが吹ける母と、ゲーセンでドラムをやってる自分とでビートルズ曲でオンラインセッションしてみようという話になった。

まずは選曲。昔買っていたバンドスコア ザ・ビートルズ1から、ピアノの楽譜があることを条件に絞って、Hello, Goodbye、Hey Jude、Lady Madonnaのどれかにしようということになったので、まずはHey Judeから練習してみることにした。

楽譜を見て驚いたのが、反復記号がめちゃくちゃ多く、かなり行ったりきたりが多いこと。まず曲全体がどういう順序で配置されているのかを確認する必要があった。

ドラム譜はたいがい比較的読みやすいのだが、それでも楽譜を使った演奏は言うまでもなく音ゲーと根本的に違う。

①目押しができない。

音ゲーなら初見の曲はまずは目押しするしかなく、プレイしながらリズムを把握していくことになる。楽譜で演奏する場合はまずリズムを正確に把握しなければそもそも演奏できない。

②「暗譜」がマスト

楽譜を見ながら演奏は絶対に*1できない。ピアノはじめ多くの楽器については、自分の眼の前の空間に、手が届く距離で空間的に余裕があるかもしれないが…ドラムは…ちょっと厳しそうな気がする。少なくともそういう環境はうちにはない。

 

ただ、これらの要素は音ゲーでも難易度が上がるにつれある程度はおさえておかなければならないと思えば、アナログの譜面を使った練習は音ゲーのスキル向上にも役立つかもしれない。

 

例えば、Bメロ前のフィルインについて。

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フィルインって、楽譜見てうんうん唸ってリズムを再現してコピーする、ってのは根本的に間違ってる気がしなくもないんだけど、あくまで練習ということで。

楽譜での演奏に慣れていない自分としては、一体どうやってこのリズムを再現すればいいのかわからなかったが、16分に分けて

|ーーーS|SSSー|SーSー|[Tー3連符]Tー|

ちょっとフォーマットを変えて書き直すだけでわかりやすくなった気がする。(Sはスネア、Tはタム)

なんなら難しいところは消して、

|ーーーー|SーSー|SーSー|TーTー|

とすればイージーモードだ。

D.S.1の方は

|ーーーS|SSSー|SーSー|T3Tー|
|BーBー|ーーーー|Bーーー|ーーーー|

と理解すればいい。 

と、理解したところでHey JudeBPMは150で、いきなり等速で練習するのはきつい。少しずつ練習を繰り返すしかないですね。

*1:絶対というと言い過ぎかもしれない。譜面が勝手に流れてくれるアプリがあればいいし、自分で登録した楽譜が勝手に再生してくれればいいかもしれない。ただ逆にそれがないと無理。