ギタドラonキーボード 上達履歴 その2

五日目

ひとつの音符とひとつのキーの対応をすべてのキーについて覚えたところで、同時押しには対応できない。

同時押しは、既知のキーの組み合わせではなく、全く新しい、ゼロから学ぶべき音符群とキー群とのマッピングであるようだ。それは人間の脳の作りがそういう風になっているのか、自分が壊滅的にセンスがないだけなのかはよくわからないが、両極端ではないことを仮定するのであれば、ある程度一般化できる真の命題かもしれない。

ではどう学ぶかというと、ただ愚直に何度もその配置に触れることで、体に覚え込ませるのが結局早道だろう。頻出の組み合わせは自然に慣れて、体が勝手に動くようになるし、レアな組み合わせには対応できない。

ライドシンバル+バスドラとか、ハイハット+バスドラとかはさすがに超頻出なので慣れてきたが、自分の苦手は、クラッシュシンバル+スネアであるようで、この組み合わせが低難易度譜面において低頻度なのかといえば微妙なところだと思うがどうも対応できない。

0.5倍速で5.3とかをやってみたりしたが、いい練習になる。でも0.5倍でやるより、やはり最低でも0.75倍でやりたいところ。真っ当な曲として聞こえてくるためにはその程度の速さはあってほしい。今は夢を追って現実に辛抱する時期。

連打について

今はまだ低難易度なので、たかだか遅いBPMに16分4連くらいが一番早いくらいだが、将来的には実際のドラムでも対応できないようなスピードの連打が出てくるわけで、その時のことを考えておいたほうがよさそうだ。

他の音ゲーと違って縦連が許されるのがギタドラだ。通常の音ゲーにおいては縦連は同一操作の反復を意味するのに対し、ギターにおいてはピックを上に弾く操作と下に弾く操作、ドラムにおいては右手と左手による打鍵(?)と、それぞれ2つの操作から成っているからだ。バスドラやレフトペダルの縦連は通常の音ゲーと全く同じで辛いのだが、例外的な立ち位置であることは間違いない*1

しかし、キーボードでドラムをやる場合にはこれは完全に通常の音ゲーと同じで縦連が鬼門ということになる。そこで、連打に備えて似た音を出す2つのキーを交互に連打するという逃げ道を提案したい。例えばハイハットの連打は、ハイハットのキーとハイハットペダルのキーの2つを交互に連打すればよいし、タム回しは近くにある似た音を連打すればよい。

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そもそもよく見たらハイタムロータムが間違っていたという説はあるのだが、

例えばハイタムの連打はC3(ミドルタムH)とD3(ハイタム)を交互に打鍵すればよいし、ロータムはA2(ロータム)とB2(ミドルタムL)、フロアタムはF2(フロアタムL)とG2(フロアタムH)のそれぞれ交互とする。スネアはE2(スネアHハード)のちょうどお隣D2(スネアM)がある。バスドラはC2(バスドラム)とA1(バスドラムソフト)もしくはB1(バスドラムハード)を使う。シンバルについてはどうしようもないので縦連をがんばりましょう。

さてこれが活用される時がくるのはいつか。そして、鍵盤を交互に等間隔に連打するの、めちゃくちゃ難しそう。

*1:しかも連打にはツーバスという回避手段さえ残されている