錯覚によるミス(夕星の芒野と消ゆ)

「夕星の芒野と消ゆ」のMaster譜面のココ(下図)の部分。

シンプルなのになぜか叩きにくいいやらしい配置。

普通にRから入って交互に叩けるし、SD→HT→LTx2でなくSDx2→HTx2→LTx2という配置ならめちゃくちゃありがちな普通のタム回しなのに、なぜ音符がひとつずつだと叩きにくいのか。

これは要するに錯覚なんだと思う。譜面で見ると音符は右方向に順に叩く形になっているのに、実際にはRでSDを叩くと次にLでHTを叩く必要がある。ここの矛盾(?)がプレイヤー(というか私)を惑わせる。

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図:

ドラムに限らず音ゲー一般に言えることかもしれないが、こういう脳と体のマッピングを少しずつ充実させていくことがすなわち上達なのだ。その「脳と体のマッピング」の不備をもっともわかりやすい形で浮かび上がらせるのが「速さ(BPM)」だ。

 

ちなみに、まず脳で認識してからそれを体に教え込ませるという流れが普通だと思うが、音ゲーで躓く理由の一つに「そもそも脳で認識できない」譜面の壁にぶち当たるというのがあると思っている。まずは動画サイトや譜面サイトで情報収集しっかりしましょう。

 

さらに蛇足で、表題のこの曲名正しく読めますか?
どうやら、「ゆうづつのすすきのときゆ」と読むっぽいです。夕星=ゆうづつとは宵の明星=金星のことらしい。へー。