上達に関する悩み

勉強や囲碁などで散々直面してきたはずの「上達」。しかし、それについて考えるようになったのは、大学も学部4年になって音ゲーを始めた、その後からだ。
囲碁や勉強については元々自分に合っていたのだろうが、適当にやっていたらいつのまにか“上達”していた*1
しかし音ゲーに関しては、周りと比べて上達のスピードは明らかに遅く、また年下で遥かにスキルが高い人たちばかりだった。これは自分には向いていない分野なんじゃないか、そういう疑問は常に自分の中にあった。

最近ドラムに熱中しているが、これについてもかなり悩まされている。学生の頃は当たり前のように、ゲーセンに行けば友人たちがいて、僕よりも遥かに上手い彼らのプレイを見れたし、アドバイスをもらったりすることもできた。しかし今はTwitter上には音ゲークラスタの人たちはいたとしても、環境は全く変わってしまった。自分にとってはゆびーとよりも遥かにとっつきにくいこのゲームで上達を目指すにはなかなか厳しい状態だという認識だ。
何度も繰り返してきた、思うようにプレイできない自己嫌悪と、就職した後のゲーセンという総合的な環境との齟齬に、またしても向き合わざるを得なくなってしまった。

土日で少し集中的に時間をとることができて、当時の頃のように連コインを繰り返して、大汗をかきながらプレイして、そうして気付いたこと。

  • 自分の実力を少し越える程度のレベルをプレイしないと伸びない
  • プレイ時の「体力」と精神的な「テンション」は凄く大事
  • 他の音ゲーと並行してやるのも上達に示唆を与えてくれることがある
  • 絶対的なプレイ時間は最低限必要

少し姉とも話して、

  • イメージトレーニン大事。うまくできない箇所について、上手くプレイできてるイメージを思い浮かべること。
  • 上達を阻害するのは無意識的なストッパー。必要性を感じないと、上達しない

ということを聞いた。これは自分にとって新しいアドバイスだった。
何かの黄金律みたいなものがあって、それだけを順守していれば音ゲーは上達する、というものでもない気がする。あるいは何か必須的な黄金律を僕は常に破り続けていて、その前提で上達を考えているからこそ、ケースバイケースの特殊な方法を試行錯誤を通じて求めなければならないという状況に陥っているのかもしれないが。

*1:もちろん、試行錯誤はあったし、現実に大学受験には一度失敗しているわけで、威張れる程ではないのだが