最近はコロナのせいでゲーセンに行けなくなったし、コナミも特にニュースで何か新情報を聞いたわけではないが、恐らくそれなりにダメージを受けているはず。コロナ終息後に、果たしてゲーセンが、ギタドラが生き残れているのかは全くわからない。
そんな中、STAY HOMEでいながら音ゲーをなんとかして嗜もうというのは音ゲーマーなら誰しも考えるところだ。
自分はキーボードを持っているが、音色をドラムキットに変えられることに最近気づいて、それを使ってYouTubeでドラムの動画をみながら演奏することができるのではないか、と試してみた。
まずドラムで扱っているパッドがどの鍵盤に対応しているのかを探すところから。
一番右の黒鍵がライドシンバル、その左がクラッシュシンバル。
ドの音がハイタム、シがロータム。ここまでは右手で押さえる。
ソがフロアタム、その左の黒鍵がハイハット。ミがスネア、低いドがベースドラム。
なお、レフトペダルはハイハットに割り当てられている場合にはソ♯、ツーバスの場合は低いラのキーに対応している。
一方で、こちらがおなじみのギタドラの配置。
左から、クラッシュシンバル、ハイハット、ハイハットペダル、スネア、ハイタム、ベースドラム、ロータム、フロアタム、ライドシンバル。
ライドシンバルは一番右で一致しているが、それ以外がことごとくバラバラ。この直観に反する配置は、なかなかに難物であった。
初日
新しい音ゲーを始めるようなものだから、青譜面で適当にやってみようと思ったが、当速度だと絶対に無理。まず配置を覚えるためには0.5倍速の青譜面でやってみるが、そもそもその1対1対応すら覚束ない。同時押しなんて絶対に不可能。最初はこんなものか。とりあえず、ハイハットとスネアとバスドラくらいは少し押せるようになってきたと思う。指の配置も、ベストな押し方がよくわからず、ハイハットを親指、スネアを人差し指という配置でプレイしていた。今思うとかなりやりにくい。
二日目
最近は新しい音ゲーをやりはじめることもそんなにはない。ドラムを再開してからしばらくたって、ギターに手を付けて、え、こんな面白いの?とめちゃくちゃノリノリで楽しんでたりしたが、それももう1年以上前の話だ。
そんな中であたかも「自作の音ゲー」をやっているような楽しさはなかなかに貴重だ。そんなわけで、下手なりに楽しんでつい触ってしまう。
キーボードの何がいいかって、とにかく「近所迷惑にならない」これに尽きる。
ヘッドホンをつけたら、それなりによい音を出しても傍から聞こえるのは打鍵音くらい。キーボードの打鍵音なんて、PCの打鍵音の方が下手すればうるさい程度の大きさ。深夜でもここまで安心して楽しめるのは、これまでの音ゲー歴がDDR、ポップン、ドラムである自分としては僥倖。コントローラーでやるDDRくらいだ。コントローラーでやるポップンはちょっと自分には無理ゲーだった。ポップンの専コンは持っていたが、これはこれで意外にうるさい。アケコンは言うに及ばずだ。
青譜面でいけたらちょっと調子にのって新しい曲をやってみると、ラーニングしたはずの配置が全てリセットされたかのように全くできない。そのできなさっぷりは、さすがに自分の老いが原因ではないかと怪しむレベルである。実際そうかもしれないけど。
で、ひとつの曲がろくにできないのに他の曲にあれこれ手を出すのはあまりよろしくないと、9割方上手く押せるようになるまではあまりいろいろ譜面を変えるのはやめるようにした。
一つひとつの配置はだんだん覚えてきた。ハイタム、ロータムはぎりぎり押せるようになってきた。同時押しはまだ頭がおかしくなる。この頃はフロアタムを右手親指で押そうとしていた。
三日目
三日目になってようやく、フロアタムは左手の親指でやればいいんじゃないか?と気づく。気づくのが遅いのは、フロアタムは青譜面でもそこまで頻度が高くないから。しかし一度左手の親指で押す配置にするとこれがすこぶるやりやすい。
クラッシュシンバルはゲーム内だと一番左なのに、キーボードだと右から二番目という配置なのでこれも慣れるのに時間がかかった。スネアとの同時押しが出るたびに誤ってバスドラを押してしまうという間違いを繰り返した。まだ倍速は0.5でプレイしているが、3〜4くらいの黄譜面でも少しずついけるようになってきた。
四日目
4.3程度の黄譜面に0.5で積極的にチャレンジ。
しかしまだまだ体が配置を覚えていない。もう少し直観的に覚えられるための努力をした方がいい気がしてきた。0.5は余りにも遅いので、0.75倍でちょっと簡単目の譜面をやってみるなどいろいろ試行錯誤。やっぱ0.75倍でやれると、ちょっと曲を演奏している感があってとてもいい。もっとスムーズにできるようになりたい!