課題をつらつらと書く

難しい曲をやると、「どうしてもコンボを切るところ」はたくさん見つかるのだけど、自分の何が悪くて、どうすれば改善されるのか、というところを冷静に分析できるとは限らない。低レベルのうちは、単に慣れで改善できることは多いし、まだ赤グラ〜銅ネの範囲ではそういう弱点もあるとは思っている。しかしやはり意識的な練習をしなければ改善できない弱点が大半であろう。

そういった弱点を発見してどういうアクションをとるか、というところで自分と上手い人の差が生まれていると思うし、「体力」「筋力」に自分の結論が言ってしまうとこれはなかなか改善が難しく放置してしまう理由にもなる。そして音ゲーを諦めてしまう理由のナンバー3くらいには入るのではないか。

しかし実際、「音ゲーを続けるモチベーション」というのはこの歳になると殆どなかったりする。「純粋な楽しさ」でやれていたのは若い頃までだし、その「純粋な楽しさによる継続」が、自分のアイデンティティであったり、高みへの憧れに変わるところまで自分のレベルを押し上げてくれなければ、結局続かないのだろうと思う。

若い頃のモチベーションは、例えば「いいカッコしたい」「出会い」などが大きいモチベとしてあるとは思うが、結婚して落ち着いてしまうともはやその巨大なモチベが完全に失われてしまう。アイデンティティとか高みへの憧れといった、いわば高次元の欲求にまで昇華されない限り、「体力維持」とかそういった消極的なモチベでしか音ゲーを続けられないことになる。

自分の場合、囲碁でもそうだったように「3年の壁」という自分の「飽きやすさへの挑戦」というモチベーションが一つある。これは一つ積極的なモチベーションとは言えるかもしれない。ただ、「体力をつける」とか、「単調な基本練習を続ける」というある種苦痛を伴うトレーニングを続けるだけのモチベーションたりうるか。それにはおそらく工夫が必要となるだろう。逆に言えば工夫すればよいということでもある。

 

まとめると、

  • 低次元の欲求(楽しい、モテたい、承認欲求)に基づくモチベは加齢とともに失われる
  • 高次元の欲求(自己実現)がなければ、苦痛を伴うレベリングの継続は難しい
  • →したがって、「低次元の欲求に基づく継続」により、「高次元の欲求」を得られるまでレベルを上げなければ、それ以上上に行くのは難しい
  • 疑問:「低次元ではないかもしれないが消極的な欲求」(例えば体力維持や弱点の改善など)によってその取組を継続させることはできるのか?
  • 回答案:何らかの工夫が必要。

このブログにもこんなことばっかり書いている気がするし、自分の弱さを曝け出して非常に情けないとは思うがとりあえず自分の考えのまとめとして。

具体的な現状の課題

簡単なシーケンスを繰り返す練習メニューを作って叩いてみると、左手から入る連打が弱いこと、また例えばフロアタムとスネアの交互連打のリズムが安定しないという弱点を容易に発見した。これは練習メニューを続けるのがよさそう。

昔からHHの16分3連の連続が苦手意識が強い。これは練習しやすいので、BPM150くらいのメトロノームを鳴らしながらひたすら単純練習をするのがよさそう。

また、「速い連打」も少しずつ早くなってはいると思うがこれも。SD、HHのダブルストロークは練習が必須。

またバスドラムの連打も課題。ダブルストロークは以前練習して少しできるようになっているのだが、まだまだ安定しない。

一方で、レフトペダルが混じるシーケンスは結構得意意識があって、これは家練のひとつの成果とも言えると思う。家練では速度をx0.8程度にして取り組んでいるので、速い連打等の練習にはならないし速度に慣れる練習はできない(だからゲーセンに行くとやはり速さに戸惑う)が、一方でテクニカルな配置には確実に慣れる。これは続けていきたい。