「✗✗さ、◯◯に振られたって思ってるよね。
昨日、会ったんだ。彼女に。
そしたら、彼女、やっぱり君が好きなんだって。彼女、お前のせいで傷ついて、ついカッとなっちゃったけど、
冷静になってみれば「✗✗はそんな人じゃない」って思い直したんだって。だから、あとは✗✗次第ってこと。
◯◯は◯◯で傷ついたし、✗✗は✗✗でプライドが邪魔する。
ある意味、フェアだろ?◯◯に謝りなよ。あの子、お前のことがホントに好きなんだから。
悪い話じゃないだろ?お前さ、喜ばないとダメだよ?」
She Loves Youを自分なりに訳してみた。
ここで✗✗(you)に話しかけている人物(I)は、実は◯◯(she)のことが好きだった、と考えると、俄然この歌詞が深みを増してくると思うのだけど、歌詞の解釈に踏み込んだ資料が見つからない。
正直英語の言い回しに、どんなニュアンスが込められているのかはサッパリわからないので、当時のイギリス人じゃないと正しく把握することはできなさそうだ。
それにしてもさすがのジョンの文才。ポップでキャッチーで、簡単に楽しく聴けてしまう曲なのに、歌詞を読むとよく練られた短編小説を読んでいるかのような錯覚にすら陥る。