ハイキュー!! TO THE TOP でよかったところ

テニプリ沼にハマりつつあるが、それでもハイキュー!!には全く別の魅力があり、並行して楽しめるコンテンツだと思う。

4期にあたる「TO THE TOP」は、3期から4年程経ってようやく制作された続編で、監督など変更されたところも少なからずあったらしい。もちろん、ハイキュー!!自体の魅力は3期までと同様うまく受け取ることができたと感じる*1

白鳥沢での強化合宿に日向が強引に参加して干されているエピソード

日向が干された後に今できることを探して、「見る」ことによって学びを得たシーン。地味だがとても大事なこと。だいたい上達には地味な努力が欠かせないので、こういうことをちゃんと描ける漫画は名作。そして、干された時の翔陽の態度も素晴らしかった。心折れて帰ってしまうケースが大半だと思う。結果的にもよかった。ついでに百沢を元気付けた。

「高く優しいファーストタッチ」のシーン

最後、主人公が「レシーブを高く上げるだけ」というとんでもなく地味な方法でその存在感をアピールしたシーン。意外とジャンプ主人公にはこういった地味系の活躍は多いんだろうか。ヒカルの碁的というか。ただ、これは文脈によって翔陽の著しい成長を象徴するアクションに昇華している。菅原さんが泣きそうになったのもむべなるかな。

*1:女性キャラの作画の魅力も3期までよりも上がっていた気がします