プリキュアのファンになってからプリキュアの絵を描くようになった。
ビジュアルにギャル成分が入ったキャラが好みなのか、Splash☆Starの主人公である日向咲がプリキュアの中で一番のお気に入りで、彼女のイラストを描くことが多い*1。
絵はモチベーションが閾値を超えたときにだけ描くことができ、超えないときには完全に絵を描くことを忘れてしまう。これまで10年程、1年に1度程、絵描きのモチベが急激に高まることがあり、長くても1ヶ月程度で終息に至っていた。
ここ数ヶ月は、珍しくモチベーションが高めで安定している。そこで絵を描き続けているのだが、驚くべきことに自分なりのスタイルが少しずつ作り上げられてきたようだ。今まではそこまで到達することがなかったので、今年の得がたい収穫である。
その「スタイル」を、次回モチベーションが高まったときのために、ここに備忘録として記しておく。
作画プロセス
- 【構図決め】ゼロから妄想を組み立てられれば一番よいのだが、そこまで構図のセンスも画力もないので、モデルをまず探す。ネットで画像検索をすることが多い。あとは雑誌の女の子とか。
- 【下絵】白いA4のコピー用紙に、シャープペンシルで下絵を描く。ここは別にいきなりデジタルでもよいのだが、デジタルよりも今はアナログで下絵を描くのが描きやすい。
- 【デジタル化】デジカメで写真をとる、スキャンする、などの形でまずはファイル化する。
- 【ノイズ除去】紙に描いた絵をそのままjpgなどのファイルにしたものは、影や色、折り目や消しゴムで消した跡、無駄な線など、ノイズが非常に多いので、Picasaなどを使ってノイズを除去する。Picasaでは、1.モノクロ化 2.明るさの調整(ハイライト最大、シャドウ最大にすることでほぼ2値化することができる)によってノイズを除去できる。
- 【トレース】ノイズを除去したjpgファイルを、pxaファイルに変換する作業。jpgファイルをPixiaで開くと、一見そのまま使えるようだが、実際には白い部分は透明ではなく白く塗りつぶされた形になっており、このままではレイヤーを用いた作業は困難である。そのため、レイヤーを重ねてトレースしてやる。
- 【準備完了】トレースが上手くできれば、元絵はもうお役御免となる。あとはトレースした絵を元に、色を塗ったり影をつけたり背景をつけたりハイライトをつけたりといろいろ遊べる状態になる。この状態から、Picasaでいろいろ面白い効果をつけるだけでもなかなかの画像になる。
作画環境
アナログ
A4のコピー用紙に描く。シャーペンはGRAPHGEAR-1000の0.9mm、芯は2B http://www.pentel.com/store/graphgear-1000
ぺんてる シャープペン グラフギア1000 PG1019 0.9mm
- 出版社/メーカー: ぺんてる
- メディア: オフィス用品
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
*1:というと、「咲ってギャル成分入ってたっけ・・・?」という疑問を抱かれる向きも多いと思うが。