最近、Netflixでジャンプで連載されていたバレーボール漫画「ハイキュー!!」のアニメを観ている。3期を観終わって、4期(TO THE TOP)を観始めたところ。
キャプテン翼やテニスの王子様の系統とは違い、スラムダンクに代表されるリアル路線のジャンプスポーツ漫画の系統に属するこの作品、自分がまだ子供だからなのか知らないが妙に心に刺さる。
自分はほとんどスポーツの部活動に所属していないし、バレーボールについての知識もないが、彼らの上達にかける熱い思い、その過程でぶつかる壁、あるいは周囲との軋轢、それらすべてががっつり共感できてしまう。感情移入してしまう。
上ではキャプ翼やテニプリはリアルじゃない、みたいな言い方をしたが、それらの漫画も表現が大げさなだけで、描いている熱い気持ちは全く同じだとは思っているし、自分もリスペクトしている。しかし、一方で『ハイキュー!!』が成長過程のプレイヤー達をより「生々し」く、登場人物一人一人をよりきめ細かく、繊細に表現していることは確かだと思う。
主人公の日向翔陽は極めてジャンプ漫画の主人公らしくポジティブで熱く、素直でまっすぐで、挫けることがない。その姿勢は時に眩しく見える程だ。もう筆者は年齢だけは「不惑」を超えてしまったおっさんだが、この漫画から学ぶことは余りにも多い。