「読み書きができる」ことと、「コミュニケーションがとれる」ことは別物、ということは認識しておく必要がありそうだ。
日本人は教育レベルに関わらず読み書きはできるので、誰ともコミュニケーションがとれるような思い込みがありそうな気がする。簡単なコミュニケーションならとれるだろうが、しかしそんなことは、仮に同等の教育を受けて同じような国語のテストの点をとっていたとしても、何も保証されないのだと思う。
「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」という有名な言葉は、そのこともまた示唆していないか。
