覚えている言葉

結構どうでもいいことが記憶に残っている。一番昔の記憶は、恐らく両親に何らかのイベントの時に花でキレイに飾り付けられた車の上に載せてもらったことか。まだ1歳か2歳くらいの頃だったと思うが。しかしその時感じたのは何よりも置き去りにされるのではないか、という恐怖で、それが記憶に残っているわけだ。突然泣き出した自分を見て両親は驚いたらしいが。
もっとも、その時の写真が残っていると思うので、この記憶は後から捏造されたものかもしれない。
その次に昔の記憶は、まだ幼稚園に入る前に、予防接種の日に「ピッカラ」というおやつ(今もあるよね?)を食べたがったときに、「もっと食べると注射が痛くなるよ」と母親に言われて、注射が痛くなるのは嫌だから、と素直に引き下がったという記憶。

ホント、どうでもいい話だが、子供ってのは意外と記憶し続けるものだということ。
幼稚園の入園式の日に友達の輪の中に入れず、教室(?)の隅で座り込んでいた僕を、保母さんが優しくみんなの中に連れて行ってくれたという記憶がある。

子供に接する時は、そういうことを忘れてはならないのかな、という気がする。