酒で失敗

忘年会に行ってきたのですが、飲み過ぎで記憶もカバンも失うという失態を犯してしまいました。
つい先日、同期が同じ理由で会社のノートPCを紛失(すぐに見つかりましたが)して大目玉を食らったところを目の当たりにしているというのに、似たようなことをすぐにやらかしてしまうとは・・・。
まあ、なくした一番高価なものは眼鏡で、あとは金額的には安いものばかり(かばん自体は無料でイベントでもらってきたもの)なので、金銭的な痛みは少なかった。セキュリティカードとか、財布、携帯をなくしてなかったのはホントに不幸中の幸い。もっともCDは自分が相当気に入っているモノの上、入手困難になりそう+歌詞付きだったので、非常に惜しいのだけど。

3次会まで参加してしまって飲み続けるということがそもそも自分のキャパシティを超えていたのだけど、まあそれでも帰れない程ではないはず。やはり、最後のテキーラショットx2が決め手だったことは間違いない*1。2杯目を一気に飲み干した以降の記憶が、見事に綺麗に消えている。

その後記憶を取り戻したのは、明け方に見知らぬ場所でタクシーの運転手に5,000円程請求された時。
その時に財布の中になぜか万札が大量に入っていて、不思議に思いながら金を払って下車した後、寒さに耐えかねてコンビニに居座ってホットドリンクコーナーに寄り添って眠るなどさんざん迷惑をかけた末、ここはどこだろうと思いつつふらふら歩いていたら、見覚えのある道にたどり着いてなんとか帰宅。
その後は何度か目覚めながらも夜まで寝てた感じです。二度目に起きた頃に、頭痛はなかったものの、なぜか再び酒が回ってきて、酒を飲んだ直後のような状態になるという不思議現象が発現しました。その後もしばらく酔っ払ったような感じで、酒が完全に抜けたと思ったのは夜23時頃。

ちなみに自分はここまで完全に記憶をなくしたのは初めて。院時代に日本酒の飲み過ぎで潰れた時も、最初失っていた記憶は徐々に復活してきたものだが。テキーラだかなんだか知らないが、強いお酒の怖さを知ることになりました。

今回のような失敗を犯さないためには、やはり飲む時にはこういうリスクが伴うことが0%ではないことを考えて、貴重品はできる限り持参しないというのが一番でしょうか。「注意して飲めばよい」というのはもちろんですが、余り現実的な回答ではないと思う。少なくとも自分にとっては、酒は何よりも先にブレーキを壊してしまう。だから、体調的には直接は全くダメージを受けていない時点でも、酒の力で「飲み過ぎは控えよう」という意識は吹っ飛んでいたりすると。まあ、ビール1杯なら大丈夫だけど、それ以上飲むときはヤバい。

*1:もしかしたら1杯だったかもしれない、テキーラでさえなかったかもしれない