This is it

先日品川の映画館で観てきました。
前評判がとてもよかったので期待してましたが期待を裏切らない作品だったと思います。
マイケルが最後のツアーを目前にして急死した、という痛ましくまた歴史的な事件があり、そのツアーの練習風景/リハーサルでの映像を繋ぎ合わせたドキュメンタリー映画といったところでしょうか。マイケルが存命で、ツアーが実施されていれば、もしかすると永遠にお蔵入りになっていたかもしれない映像集だと思います。
ともかく自分用のメモとして感想を羅列していきます。

「マイケルかっこよすぎる」

これに尽きます。いや、純粋に背景を丸無視してこの映画を見た状態からは程遠いとはいえ、純粋に背景を無視して観たとして十分楽しめる内容です。普通にかっこいいです。時代を超越したものがあります。ダンス、音楽は恐らく新曲発表当時と同じなんだろうと思いますけど*1、全く古さを感じさせません。
80年代という時代は、恐らく彼の存在を手を拱いて見送るしかなかったんじゃないでしょうか、と思う程です(イミフ

「愛だね」

様々な場面でマイケルの愛を感じることができるはず!友愛かどうかは知りませんが「愛」です。そして、マイケルの明るく、優しく、真剣で、飾らない性格がスクリーンを通じて伝わってきます。
#マイケルに関するマスコミの報道がいかに偏向していたかということがわかりますねー。

「勉強になるわあ」

"King Of Pop"、世界最高のクリエイターとしてのマイケルの側面は重要です。彼がどのように作品を作り上げていくかを垣間見ることができます。そういう面では非常に勉強になると感じられる人も少なくないはず。

「マイケルという人間としての生死はあまり関係ない」

マイケルが残したものを私達は享受することができます。彼の言葉もダンスも音楽も、残されていますし、間違いなく歴史は彼の残したものを大事に引き継いでいくことでしょう。彼という人間としての命が絶たれたかどうかは、そういう意味ではあまり関係がない。ある意味彼は永遠の命を得て、そして我々に、そして未来の人類に大切なメッセージを伝え続けると思います。

ドキュメンタリー映画というよりも、ダンスの映像集という感じなので、シートに座ってマナーを守って大人しく観るというスタイルはあまりそぐわない感じです。クラブみたいなところで観れればいいなあ。誰かやってくださいw

*1:Billy Jean、Thriller、Smooth Criminalとかは見覚えのあるダンスだった気がする