ポップンの上達

41で完全に壁にぶつかってから2年くらい経つのだろうか・・・。40を全部クリアマークをつけても、41は全く歯が立たない曲ばかりになっていた。まあ、全く上達がなかったわけではなくて、友達にも恵まれて少しずつクリアを増やしてはいたが、「ただやっつけただけ」(c)という感じで、じり貧で頭打ちになっていたことは否定できないだろう。
しかしそれは当然ながらプレイする姿勢に問題があったことに気づいて、最近また復調の兆しがある。このような、壁にぶつかった感覚と、その壁を超えそうな感覚というのは絶対に形式知化して(あるいはする努力をして)おくべきだと思うのでブログにも書いておく。

きっかけや直接/間接的な原因を書き始めると無数にあるんだろうけど、環境的な要素は無視して、上達に関して直接的に利いてきたところだけを抽出すると、それは恐らく、「がむしゃらに未クリア曲へ特攻する姿勢から、クリアできない現実の裏にあるごくシンプルで当り前の問題点を解決しようという姿勢にチェンジした」ことか。

元の姿勢

今までのレベルは、ただクリアマークをつけていけば、より上のレベルに挑戦していけば、それに応じて埋まっていったもので、たとえば36が全部埋まっているのに37が全く埋まらない、なんていう事態はあり得なかった(実際36が全部埋まる人なら39辺りまでほぼクリアマークはついているんじゃないかと思う)。つまり、プレイヤーが上を目指してやらなければならないことは、シンプルに「クリア埋めをしていく」ことで、それが必要にして十分だったわけだ。
そのやり方で、35の壁を越えてから順当に40まで埋めてきて、41に至ってまた行き詰った。40に全部クリアマークをつけたのだから、41をがんばればまた前と同じように、少しずつクリアマークが付いていくはずだ、そう思っていた。しかし、41の壁はそれまでとはうって変わって厳しく、とてもじゃないが粘着やオプションの切り替えでどうこうなるレベルではなかった。つまり、ここにきて、クリアマーク埋めというのは十分条件ではなくなったわけだ。クリアをするだけでは、それ以上上にはいけなくなる。ここまでの上達についての常識「クリアマークをつけていけば自然に上達する」を反省するということは、傍から見たら自明なことでも、盲点になってしまっているのかもしれない。

「ごくシンプルで当り前の問題点」というのは、「クリアマークはつけたとはいえ、安定クリアも接続も覚束ないのに、41がそう簡単にクリアできるはずがない」ということ。いや、それだけではなく、実際35だって半分も接続できていないし、全く見きれない箇所があったりする。41は、そういう難しい箇所が連なっている部分がいくつもあり、そこでゲージを残さなければならないわけだ。
そう考えると、「クリアマークを埋めるだけでは全然足りない」ので、「クリアした曲の安定クリアを目指すとともに、それより低レベルの曲をちゃんと接続できる実力をつける」という方向に自然に向くことになる。

変化後の姿勢

結構いろいろやってみた。40のクリア率を上げるということも考えたが、そのためにはどうするかを考えると、40ばかりやっているというのは、41をクリアするために41に粘着するのとそう変わりないわけで、やはり37前後のBAD数を減らすことを考えた。
また、密度の高い譜面がダメということ、また、高速厨になりかけていたこともあって、低速をがんばってみようと考え、BPM500相当以下の倍速で35を全曲プレイしてみるなどということもやってみた。また、左手が弱いことにも思い至り、ミラーをかけてしばらくプレイし続けたりもした。それらの試行錯誤は決して無駄なトライではなかったはず。実際ミラーでは全く歯が立たなくなるような曲も結構あったし、左上がりの階段は未だに非常に苦手としている。

しかし、そういう工夫をする必要もなかったかもしれない。意外と、41への道はシンプルだったのかもしれない。やるべきことは、要は35辺りの曲をしっかりつなげる力を持つことで、そのためには30〜35辺りをしこしこ練習するのみだったのではないかと思っている。
何より、「ポプとも」機能を導入することによって、そういう練習へのモチベーションが比較にならないくらいに上がった。

「ポプとも」機能の導入

  • 今までなら見向きもしなかった曲を必死に全力で取り組むようになった
  • 特に好き曲は何度も粘着して、1位を目指すようになった

この機能によって、客観的で身近な目標が一挙に大量に与えられることになった。上達のためには身近な目標が欠かせないと思うが、この機能は友人とスコアを競うためのものであるが、スキル上達のためにも素晴らしい仕組みを提供している。
また、この機能を利用することで気づいたのだが、スコアを狙うということは、当然、1音符1音符をリズム通りに、かつ丁寧にたたかなければならない。こ

そして大前提にして忘れていたこと

元気な時にやりましょう(笑)