車両感覚の練習方法/どこで練習するか

車両感覚の練習方法

側面感覚、前方の車両感覚を説明する動画

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https://www.youtube.com/watch?v=mal_830ZK5Y よりキャプチャー

まず車を白線ギリギリに停めて、それから内部から白線の見え方を確認する。

↑付箋を貼るとかではなくて、ウインドウの反射を利用しているというのが面白い。

  • マンホールを踏む
  • 白線に合わせて停める

後方の車両感覚

アーカイブ

  • 自分の中にある「後方の車両感覚」と、実際の車両位置とのズレを確認
    • 後方の白線に対する車両感覚
      • 対象の線までバック(タイヤではなく、リアバンパーと白線を揃えるイメージだと思う)して停めて車から降り、実際の白線と車両の位置関係を確認する。
        • 「運転席から後ろを振り返り、後方のサイドウィンドウ下端と線が交わるポイントに付箋を貼り付けます。」
          • 「後方のサイドウインドウ下端と線が交わる」…?
        • ドアミラーのどこに白線が映っているかを確認する。
      • 4つの視点(左/右ドアミラー、ルームミラー、直接目視)と付箋を頼りに何度もバックの練習(対象の線までバックして)を繰り返す
  • リアウインドウから見える壁などに対する車両感覚を磨く
    • まず目標物(壁など)を設定する
    • その壁に向けて徐行でバックして近づき、ギリギリのところで停める。
      • できればサポートに1m, 60cm, 30cmで合図してもらう。
      • 30cmギリギリ(合図をもらう直前)で停止できたら合格。

【必要な環境】

車のバック練習に使える道後方の白線。車止めがない方がよい。白線が描かれているだけの駐車場があるとベストだが、そんなのあるのか…?

 

(アーカイブ)

https://global.honda/jp/safetyinfo/kyt/master/master03.html より引用

この図は覚えておく価値がある。

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これも実践寄りの車体感覚関連の話題。

左に平行に寄せる練習

寄せる距離に徐々に寄せていくのがよい(右にハンドル切った後徐々に戻していく)。

どこで練習するか?

東京では「無料で駐車練習に使えるスペース」というものがほぼない、と思ってもよいかもしれない。広い駐車場は大概有料だし、そもそもぎっちり密に建物と道路が詰まっている地域なので、何もない広いスペースというものがない。だから、大規模な商業施設は大概地下駐車場だし、家が潰れて空き地になった場所は、どこかの資本が目をつけるまでの間は有料パーキングになる。

アパートの駐車場は仕組みがわかっていないので、勝手に入って練習するのもダメだろう。かろうじて、アパート前の道路は駐車が許されているのでそこは練習可能だが、白線がない。左/右の路側帯はもちろん、バックに使える白線もない。道の両側はぶつけたら車に傷ができる障害物があるので、あまり適しているとは言えない。

実家に帰れば、東京とは違う環境なので家の近くに練習する場所はありそう。

 

教習所の思い出

もう20年近く前になるので、実はほとんど忘れている。ほとんど全く何も印象に残っていない、というのがあえて言えば思い出である。

確か大学を卒業する年度の10月頃から12月頃まで通った。筆記も仮免も本免も一発合格だった記憶はあるが、それ以外の記憶が抜け落ちている。どこの教習所だったかすら怪しい。小田急の沿線だっただろうか?12月にノロウイルス感染症らしき症状で一度欠席した、という記憶はある*1

なぜこんなに思い出がないかというと、教習所で人との繋がりがなかったからだと思う。もちろん教官とは同じ自動車に乗るわけだから、その一瞬だけの繋がりはあるが、それは継続的なものではないので印象づけられるものでもない。予備校も教習所も、他の受講生との繋がりは全く持つ必要がないというか、持たなくて済んでしまう仕組みになっている。当時、彼女と別れたばかりで、異性との出会いみたいなものを求めてもよかったのかもしれないが、正直参っていてそういう気持ちもわかなかった。自動車業界と繋がりの深い企業に就職が決まったこともあり、また一度就職してしまうと教習所通いは難しくなるということで、就職前にはなんとか取っておきたいと、特に誰にも相談せずに通うことを決めたはずだ。当時、親ともあまり連絡をとっていなかった。

当然、教習内容も完全に頭から抜けているのである。かろうじて記憶に残っているのは、実習中にカーブでブレーキを踏んだときに、ヤンキー上がりみたいな雰囲気の女性教官に「今なんでブレーキ踏んだのか」と詰められた指導されたこと。カーブに入る時には減速して、出る時にはアクセルを踏む、ということを実践したつもりが、おそらくカーブの途中でブレーキを踏んでしまっていたということだと思う。微妙な不条理感とともに記憶に刻まれたということだろうか。また、同じ女性教官が講義で、「トレーラーの運転では右にバックするときに左にハンドルを切らないといけない。自分もできない」というようなことを呟いていて、それは記憶に残っている。やはり女性だから記憶に残ったのだろうか。男性教官の記憶があまりにも完璧に失われていてちょっとつらい。

それなのになぜ運転できているのか、というのは少々不思議でもあるが、運転当時の自分の記憶を次に運転した自分が使い、次に運転した自分は前回の記憶を頼りにし、と、記憶のバケツリレーが行われているのだろう。だから、教習内容は忘れても運転はできる*2。今はむしろ積極的に知識を各方面からインプットしているので、新しい記憶の方が充実しているとは思う。

当時の記憶を辿って、あんなこと言われた、こんなこと教えられた、ということを思い出して、ネットでの運転技術の情報と照合して記憶/知識を補強することができれば楽しいだろうと思うが、残念ながらもうそれは叶わない。まあ、どうでもいい。

*1:あのときは、渋谷から北沢の下宿まで帰宅するまでに3度吐いた。なかなか激しかったが、下痢になった記憶はない。何だったんだろう。

*2:あるいは、体は覚えているということか。それはないと思うけど

送りハンドルとバックでの路上駐車

路肩に寄せる停め方が昔から苦手意識がある。バックでやっている車を見て、なるほどと思って真似してみたがぶつけるのが怖くてどうしても車と路肩の間の幅が広くなってしまう。「車両感覚」など語るには10年早い、という感じ。左側に寄せて駐車しようとする際、左のドアミラーでぶつかるかどうかを確認したくても、うまくいかない。一方でリアビューの映像で見るとかなり余裕があるように見えてしまうのに、警告音がピーピーやかましく鳴り始めるので、全く信用できない。車両感覚については次のエントリで踏み込んでみたい。

 

クロスハンドルの勘所は、プロや指導員がハンドルを操る動画を何個も見てきたので、今回の運転を通じて少し掴めたような気がしているが、送りハンドルは意外と練習できなかった。

まず通常の交差点は90度曲がるのでクロスハンドルで対応しようということになると、S字カーブのような道は田舎道ならともかく東京の通常の一般道にはあまりない気がする。特に平地の戦争で焼けてしまったところは直行する交差点ばかりだ。

送りハンドルで90度曲がるように練習するのはややハードな気がする上、交差点は練習場所としては明らかにふさわしくない。ましてはまっすぐな広い道を蛇行して進むのは論外。送りハンドルを練習するなら少し事前に工夫する必要がありそうだ。

 

 

 

ハンドルの切り方について

運転免許をとってもう20年近くなるが、正しいハンドルの切り方も学んでおらず、その場しのぎでテキトーにやっていた。

いい加減、正しいハンドルの切り方を知っておいたほうがいいと思ってKindleで書籍を探したり、YouTubeで調べてみたりした。

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講師は菰田潔さん。「いきあたりばったりのハンドル操作(=車の動きを見て初めて角度を知る)ではいけない」「自分で積極的にどちらにどれくらい切ってるのか把握する」

このハンドル操作のいいところは、手の位置がハンドルに対してほぼ固定されること。例えば右手は常に右側のスポーク付近にあり、左手は左側のスポーク付近にある。つまり、「手の角度=回したハンドルの角度」が成り立つ(さすがに450度か90度かは区別できないが…)ということ。え、別にハンドル見れば角度わかるじゃん? と思うが、逆に言うと他の切り方の場合、ハンドルを見ないとわからない。この持ち方だと、手の位置でわかるから、ハンドルを見なくても角度がわかるということだ。そこが大きな違いである。ちなみに、ずっと同じ箇所を持ち続けるというのは、人間工学的に無理そうな感じがあるが、240度付近で逆手から順手に持ち替えることで実現させている。丁寧な片手ハンドルだろうか。まあ両手なんだけど。

ちなみに、ハンドルをいっぱいに切る(仮に480度(≒1.33回転)とする)とタイヤが45度曲がるとすると、ハンドルを160度切るとタイヤは15度曲がり、360度切る(一回転させる)と約34度曲がるということになる。

https://bim.aanda.co.jp/help/2017/TFBIM/ja.lproj/index.html?Page19.html

引きハンドル、押しハンドル

これは最近見つけた動画。菰田さんの切り方とはだいぶ違う。基本的には送りハンドルの考え方に近いが、いわゆる送りハンドルとは少々違う。

右、左折時に右、左手主導=引きハンドル

右、左折時に左、右手主導=押しハンドル(こちらが一般的らしい)

多分だが、この動画で紹介しているのはプロ向け、玄人向けの切り方で、ハンドルを回す角度を一度でピッタリ決められる人はここで紹介されている引きハンドルでよいのだと思う。一度で決められず何度も右左にふらふらしてしまう人は、定位置に置いておいた方が安定しそう。

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ここにまとめられていた。

gazoo.com

クロスハンドル

これは菰田さんの紹介しているやり方と同じ。「実は安全な操作とは言えません」とか言われてるけど。確かに片手で操作する時間が長いので、左240度回転させるときとかは不安定になる。ハンドルの持つ位置が常に一定(左右の手でそれぞれ左右のスポークを握り、ハンドル操作時にはその位置で基本的に固定)なのが美しい。

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クロスハンドルでも、こまめにハンドルを持ち替えるパターンだと安全性は高まりそう。ただし美しさはなくなる。

プッシュプルハンドル

送りハンドル。上の押しハンドル、引きハンドルとは微妙に違い、基本的には片手で押してもう片方の手で引く、の繰り返し。シンプルに見えるが、両手が交互に違う動作を行うので多少慣れが必要かもしれない。

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いろいろあるみたいだが、一通り練習して安全確実でやりやすい方法をみつけておきたい。

運転の反省

商業施設の駐車場から出るときに、入り口からかなりのスピードで突っ込んできた車に動揺してしまい、車の体勢を整えずに出口から出た結果、縁石に乗り上げてしまった。

幸い低い縁石で乗り越えられて何事もなかったように運転を続けられたのだが、危険な運転をしてしまったことは間違いない。

自分は未だに交差点の左折が下手くそで、特に曲線になっていない直角の曲がり角の場合はセンターラインを踏んであわや対向車線にはみ出そうになることがある。単にスピードを出し過ぎと思うので、もう少ししっかり落として曲がるようにしよう。また、ステアリングをどれくらい切るかが未だに感覚として身についていないというところもあるだろうか。この辺りの超基本技術も復習が必要だ。

また、カーナビの使い方の未熟さを痛感させられている。カーナビの目的地情報データベースが古くて、目的地を設定できないケース、あるいは似たような目的地にうっかり設定してしまうケース、追加目的地を設定したまま走り、不要になった段階でも未だに追加目的地へカーナビが誘導し続けるケース、音量が小さくて聞き漏らして正しく曲がれないケース、認識しているのに道が細すぎて見逃して道を誤るケース、おかしいルートを提示してくるケースなどなど、カーナビの失敗事例は枚挙に暇がない。

カーナビを盲信し過ぎているきらいはあるので、まずはカーナビを疑うところから始めよう。また、提示してくるルートを確認するためには、いきなり何百キロ先の最終目的地を入力するよりも、こまめに中間目的地を入れていくというのがいい気がする。そうすることでカーナビの謎ルート候補も是正されるのではないか。

 

運転時にはメガネの替えあるいはコンタクトが絶対に必要。特に長距離運転の場合、メガネを壊した/紛失した場合に戻れなくなる恐れがある。視力悪い眼鏡ユーザーにとっては、発煙筒とか以上に重要かもしれない。高速で事故ってるケースは見たことがあるが、発煙筒は見たことない。

あとは付箋、車両感覚を鍛えるための練習用。

練習場所としては、同じところでずっと練習することはできない(商業施設だと係のおじさんが来て追い出されたことがある。かなりガラ空きだったので、大丈夫かと思ったが、まあ当然といえば当然)上に無料駐車場があるところも少ないので、無料駐車場でちょびっと練習→次の無料駐車場へと渡り歩く、といったルートを予め想定しておいて、そのルートを回ることで練習する、というのがよさそうだ。

あるいはちょっと田舎に行って広い所で練習するなど。

車の操作感(運転技術以外)についての愚痴

エアコンパネル

某コンパクトSUV(ハイブリッドではない)にて、以前触れた某ハイブリッドカーとほぼ同じ設計のエアコンパネルを発見した。最近、このダメダメUIが流行りなのだろうか(そんなこと想像したくもない)。ACのON/OFFに関わらず温度が表示され、かつ「AUTO機能」がついており、つまみと連動してディスプレイ上の表示が変わる風量メーターも含め、全体に酷似している。ちなみにメーカーは違うので、業界標準なのかなんなのか。

いずれにしても、A/CをOFFにしているのに温度を表示させ続けるクソ仕様は即刻やめてほしい。あとAUTOって何やねん。A/Cと独立しているのかそうでないのか。

公式マニュアルより

https://tesdra.com/noteepower-aircon より

ハンドルで見えない計器

  • ハンドルで隠れてインパネのウインカーの表示が見えない問題。
  • ETCカードが入っているかどうか、運転しながら確認し辛い問題。
    • ETCカードが入ってるかどうかを確認するのは高速道路に入る前なので下手するとマジでやばい。なんであんなわかりにくいところにETCカードの口があるの?あと、ETCカードの使用感、最近は音が出ないし通過OKかどうかも音が出ないからうまく使えてるんだかそうでないのかは、もはやゲートが上がるかどうかを見るしかない状態。なんでそんなにシームレスにしてんの??w
  • ドアミラーを操作しようとして窓の開閉ボタンをうっかり押してしまう問題。
  • ウインカーを点灯させようとして、ハイビームにしてしまう問題。

運転時の反省

駐車の反省

某SAでの駐車でかなりもたついて後続車に迷惑をかけてしまった。何ならハザードもつけ忘れていたかも?

もたついてしまった理由は下図のようにせり出した壁。下方に十分なスペースを得られず、切り返しが何度も必要になってしまった。

某SAにて

エアコン操作の反省

PAで駐車中に車内にエアコンをつけた上で同乗者を待たせてトイレに行くはずが、なぜかエンジンが切れてしまい、車内がサウナになってしまった(これ実は2回目で、1回目は別の車で、同じように車を離れたところ、なぜかエアコンが効かず熱風が出続けるという事象。エンジンが切れるよりも悪いパターンだった)。ただ、その後エアコンをつけようとしても熱風しか出ずに完全にハマった。一旦同乗者には涼しいPAの建物内に避難してもらい、なんとか車内の温度環境を整えてから戻ってきてもらってなんとか解決した。

車のキーを持っている人が外に出てロックをかけた場合、エンジンが勝手に切れる説は普通にあり得る。車を降りるときに鍵を中の人に渡しておくというのが一つの回避方法だっただろうか。