「豪運」「強運」などと言われる人がいると思うが、その逆もありそうだ。
となると運も実力のうちと言えるだろうか？囲碁の実力なら鍛えられるが、運がそもそも足りない場合は元々麻雀をやろうと思うべきではないんだろうか？
元々顔立ちが整っていなかったり、体型が平凡だったら、モデルやアイドルを目指そうとも思わないし、他のことで頑張ろうとするだろう。小さい頃から可愛い可愛いと言われてきた子はアイドルを目指したくなるかもしれない。
しかし顔立ちや体型といっても、努力である程度改善できることは間違いない。アイドルだって、元々可愛かったからアイドルを目指したというより、アイドルに憧れたからアイドルを目指したのだ。そして自分ならやれる、できるという覚悟に似た自信。そうしてアイドルになれた人は努力してさらに磨きをかけ、容姿も体型も顔立ちもどんどん美しくなっていく。
大事なことは、対象に対する気持ちであって、それがあれば多少のビハインドは問題にならない。運の悪さに嘆いていた人も、麻雀が好きで麻雀を鍛えていたら、おそらく運の良さのパラメータも上がってくることだろう。
今日の一局
試練の道（四人東）・東4局0本場 ドラ1m 北家
配牌: 6777m2256679p79s
ツモ: 7sN4p3p9p9m9m北白4m8m7s(ロン)
捨牌: 9pN9s6p2p9m9m9p北白4m(立直)
最終: 67778m234567p777s
立直・一発・断么九・ドラ1・裏ドラ3
跳満（40符7飜）
トップと3000点差の2着で迎えたオーラス、配牌は暗刻1対子2面子2の好配牌。七対子か対々和狙いか？しかし4p3pを立て続けにツモり、元々対子だった2p6pは切り、筒子はあっという間に順子2組になり、この時点で一向聴。4mをツモって聴牌だが、5mは場に2枚見えており（新ドラ表と河に1枚）、5mのカンチャン待ちでリーチはやや怖い気がして、もう少しよい待ちになるように一旦立直は保留。次に8mをツモったので、4mを切って7mと7sのシャボ待ちとした。ただ、7mは4枚切れており7sは残り2枚で、本来なら多少は緩和されたかという待ちの形も大して変わっていなかった。
たまたま筒子の混一色をテンパっていた上家がすぐに7sを切ってくれたので助かった。これはラッキーだったとしか言えない。そして3枚持っていた7mが裏に乗り、ただの断么九がみごとに跳満まで伸びた。
牌譜を見てみたら、下家も索子の混一色でテンパっていた。対面はドラを暗槓してるし、なんとも危ない…。ちなみに、もし最初にテンパった時にカン5m待ちで立直していたらどうなったか？山を見てみたら、対面が3pをツモって47s両面待ちでおそらく立直、上家が8sを切って下家に振り込んでいた未来があった模様。対面は満貫確定だし、全員全ツッパで行きそうなんでほぼほぼそうなるだろう。ほんと、幸運だったというべきか。
