三麻その後

半年前に「三麻に対する偏見が霧が晴れるようになくなった話 - Why (SPEEDMOD’S REASON)」というエントリを書いたが、その後ぼちぼち進んで先日雀傑に昇段することができた。一つの目標だったのでとても嬉しい。

何よりも金の間で打てるようになったのが嬉しい。銀の間は実力あるが昇段前の人たちもいるし、銀の間相当の雀力の人も多いのでカオスな場だが、金の間ともなると実力が安定してくるのでよりガチに近い対局ができる。

雀士と雀傑、どう変わったのかと言えば、個人的な実感としては上がりを惜しまなくなった(引くことができるようになった)ということか。三麻だととにかく一瞬で聴牌するので、聴牌の価値が小さく、多少高い手が見えていても降りることに抵抗は殆どない。それより親リーに直撃する怖さの方が直感的に大きい。そのことが実感として自分の判断基準にしっかり組み込まれたことが大きい。

ちなみに、今現在の三麻東風戦の和了率は33%程度で、放銃率は13%程度、差は20ポイント程。一方で四麻半荘戦の和了率は21.5%程度で放銃率は14.8%程度。差は7ポイントに満たない。こうなると、聴牌することが未だ貴重に感じられてしまうので、少し降りにくく感じられ、その結果押して振り込んでしまう。

あとはごく当たり前の現状把握ができるようになったということはあるかもしれない。今は◯向聴で、何が有効牌か、ということは以前よりずっと考えられるようになっている。そのことによって現在地点からゴールまでの距離もある程度把握できる。「自分が何をやっているのか」をある程度妥当に客観的に判断できるようになってきた感がある。

ただ、未だに苦手意識があるわけでもないがそこまでできていないのが点数計算。特に三麻は四麻と違い、ツモ損があり、抜きドラがあるので(?)一瞬で判断しにくい。ツモったときに直ちに点数申告できる人は尊敬してしまう。

なお、憧れの金の間で初めて打った時、東発で対面が役満を上がり、銀の間との違いを否応なしに突きつけられた感があった。これまで2,30回打ったが、すでに役満が2回出現していてやはり役満の頻度は高い。引き続き精進します。