ユーザアカウント制御機能を無効化すると風神録のデータが初期化される

「ユーザーアカウント制御」という機能を有効化させた状態で、Windows Vistaに東方をインストールしようとすると、途中でエラーが出るなどしてうまくいかない場合が多いと思いますが、東方風神録に関してはうちの環境ではインストールされました。
このとき、

C:\Users\(Windowsのユーザ名)\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\上海アリス幻樂団\東方風神録 …(1)

というフォルダが作られて、ここにreplayやらsnapshotのデータが保存されるようです。
今までと同様に、風神録のホームのフォルダ

C:\Program Files\上海アリス幻樂団\東方風神録 …(2)

にアクセスしても、replayフォルダやsnapshotフォルダが作られていないので注意です。

で、ここにインストールした後で「ユーザーアカウント制御」を無効化すると、次に風神録を起動した際に風神録のプログラムはどうやら(2)のフォルダの方にスコアデータやコンフィグデータを新たに作成してしまうらしいです。その結果、プレイヤー側にとっては、完全に風神録のプレイデータが初期化されてしまったように見えます。
ただ、もちろんデータが消えているわけではなく、今までの場所(1)に置かれたデータを読まなくなっているだけなので、(1)に置かれている以下のフォルダ/ファイルを全てコピって、(2)に貼り付けてやればよいだけです。

replay
snapshot
log.txt
scoreth10.dat
th10.cfg

log.txtとscoreth10.dat、th10.cfgは上書きしてしまって問題ないです。
これで再起動すれば無事、データが読まれます。

(追記:2009/08/01)
ちなみに文花帖でも全く同様でした。クリアなどのデータはscorethxx.dat(xxは作品の番号)みたいなので、これをコピってきてあげないと面がクリアしたことにならないようです。