体力のせいか、無意識の焦りのせいか、――結局は年齢のせいなのか、という気もしますが――最近音ゲーのモチベーションが完全にゼロになってしまいました。音ゲーをやらなくなって数週間が経ちます。全く触ってなかったわけでもなく、休日に街に出たときにたまにプレイしたりはするんですが、当然たいして面白く感じられない。周期的なものかもしれませんが、ここまで完全にゼロなのは、音ゲーを始めて以来なんじゃないかという気がします。そろそろ、音ゲーマーとしての自分も終わりかな、と妙に冷静に感じている自分がいます。
音ゲーをやらないと、当然時間ができます。休みの日とか、これまで囚われていたように無意識に「ゲーセンいかなきゃ」と思っていたのに、それが完全になくなった今は、自由過ぎて不安になるくらい。やることは別になくもない、というか沢山あって、虚脱感に見舞われているわけでもないのは偶然なのかもしれないけどラッキーだったなと思います。
特に努力をしたわけでもないから、ただたまたまこうなっただけですが、経験はありませんが、喫煙者が禁煙に成功したような気持ちってこういうものじゃないのかなと感じてます。喫煙と違って、続けていることで得られるものも非常に大きいとも思うし、一種の喪失感みたいなものもあるのですが。
アニメ鑑賞
アニメを観て何が得られるか。
- 癒し:登場キャラクターの言動など
- 社会勉強:人物間のドラマで“追体験”(?)
- 考察:訴えているテーマについて考えさせられる
- ライフハック:琴線に触れるセリフがある、実生活で役立つ豆知識など
- アニメそのものの知識1:アニメの内容についての知識。アニメが描く世界観、登場人物についての知識。
- アニメそのものの知識2:メタ的な知識。スタッフに関する知識、アニメ制作現場に関する知識など
- 二次創作の享受:二次創作を楽しむことができる。アニメをひとつ観るということは、「一つの世界の言葉を学習する」ことに相当する。
- 二次創作の創作:なんらかのスキルがあれば、自分が創作側にまわることも可能。
- レビュー:レビューって二次創作じゃないよな…。レビューを通じて自己表現。
特に人気アニメに関する知識は、英語が実質世界共通語の地位を獲得しているようにネットにおける共通語となる(ドラゴンボールとかジョジョとかのように)。ネットやっている以上知ってて損することはなさそう。(メリットデメリットの比較はしませんけど)
たかがアニメといっても、多くの専門技術を持ったアート集団が力を合わせて作り上げた立派な作品。それに触れることは一般にイメージされているよりも多くの価値を与えてくれる気がします。
アイディアマネージャ
そういう流れで、できればPC上のツールとして「アイディア管理ツール/システム」が欲しい、と最近思っています。これまでブログやmixi日記は一種のアイディア管理ツールとしての役割の一端を果たしているといえるけど、やはり他人に向けて公開するものなので、最低限の質を確保しないとならずなかなか手間暇がかかる。
gmailの下書きとか、マインドマップ、Excel、あるいはPCではなくアイディアノートに書き込んでおく、というのはよくやってることだけど、どれも一長一短でこれというツールがない。
昔、「知的生産の方法」みたいな本があったけど、あそこでは京大式カードとかつかってたっけなあ。今はPCが超強力なツールとして、カードやメモはだいぶ過去のツールになりつつある気もする。勝間和代はとりあえずノートPCを勉強のための道具として挙げているし。
アイディア管理ツールとしてのwant要件
- 思考ツールであること:使いながらアイディアをまとめ、発展させられる
- 場所的に自由な場所に書き込むことができること
- オートシェイプ的な機能。項目ごとの紐付けなどが可能
- 最低限のリッチエディタ機能。太字、下線、フォントサイズなど
- 細かい単位で分けて、後からアクセス容易な形で保存できること(ブログならエントリ)
- できればネット上にあってほしい。Dropboxで管理できるものでもOK。
とりあえず、思考ツールとしてはマインドマップやExcel、単純なメモとしてはgmailの下書き、思いついたアイデアはノートに時系列で残している、という感じで現在はなんとかやりくりしているけど…。何かいいのないかなあ。