ドラムスティックの声を聞いた

最近ゲーセンでドラムやってます。もうすぐスキル600…ってあれ?2年前にもそんなことをいっていたような…。
電子ピアノとか電子ドラムとか買って敷居の高かった楽器店にもしばしば足を運ぶようになっていたので、ドラムスティックを買いたくなるのも自然な流れ、ということでヤマハのヒッコリー製のスティックを買ってみてゲーセンで使ってみることにした。
吹けば飛ぶようなスキルでマイスティックとか結構恥ずかしい気もするんだけど、何より実用的によいと思うので開き直ってしまうのである。
せいぜい1,000円程度の安いスティックだけど、スラッとしたスタイル(そりゃそうだが)滑らかな表面、木目、そしてYAMAHAの刻印、見た目からして品が良く美しく綺麗なスティックを、ゲーセンで使ってしまうというのもなんとなく抵抗を感じてしまったり…。
しかし、なんだか今日は妙に調子が悪い。スネアを叩こうとしてハイハットを叩いていたり、単調な8分刻みのリズムが全くとれなかったりとあり得ない不調。いったい何事か、と我ながら怪訝に思っていた時に、ふと気付いた。全力でスティックを叩きつけないで、力をセーブして、どうしてドラムを演奏できるのか、と。その時、僕は新品のドラムスティックの声を聞いた気がした。
僕でなければ、もっとうまいドラマーに生ドラムのスティックとして使われていたであろうこのスティック。せめて僕が全力で使い倒してやろうじゃないか。それがドラムスティックにとって幸せなことじゃないか。
というお話だったのさ。何言ってるかわかりましたか?w