「けいおん!」について

けいおんが最終回を迎えてからもう一ヶ月以上過ぎましたねー。
「最終回」というと、「最終回」(軽音!)なのか「番外編」(冬の日)なのかちょっとわかりにくいですが、自分の中ではどっちも最終回みたいなもんです。このアニメを大好きだった皆さんがどちらの「最終回」に共感したか、感動したか、それぞれだと思いますが、私としては「番外編」の方がだいぶ好き。
けいおんは女子高生4人*1が軽音楽部でバンドやってますっていう話なんだけど(?)、音楽自体はメインじゃないというか、かわいい女の子のかわいいやりとりがメインというと身も蓋もないというかでもそうだよねみたいな・・・
そんなわけで、「軽音楽部に入って打ちこめることできたよね、成長したよね、皆舞台の上で一つになって演奏して、軽音大好き!!」という“いかにも”なストーリーは逆に冷めた目で見られかねない。
それならどういう〆にするのよ?ということで、アナザーストーリーとしての京アニの提案が「番外編」だったんじゃないかと勝手に思ってます。いつもの彼女たちそのままの魅力を、成長と変化の兆しを漂わせながら描いてくれた、と。

新しいものってのはやはり完結したものが決して持たないものを持っていて、完結したものはじきに古臭さを発し始めると思うんですが、けいおん!に関しては、まあ一ヶ月しか経ってないってのはありますが、まだまだ続いているかのような新鮮さを感じています。イメージソングやグッズもこれからどんどん出るってのは、あるのかな。

*1:途中から一人増えて5人