悪意を持って曲解しないと問題発言でもない気がする。ヒ素というものがもっとも身近な事例で現れたのがヒ素カレー事件なのだから、話題の持っていき方としても不自然でもないと思います。
こんなの新聞で取り上げるから、和歌山市長だって抗議文でも送らないと市民の前で示しが付かなくなるし・・・。
むしろただちに謝罪できる姿勢を示せた辺り鳩山さんのポイントアップに繋がったのでは。（笑）
ヒ素発言「不愉快な思い抱かせた」 鳩山氏が謝罪の書簡
2008年10月9日19時57分
鳩山総務相は９日、３日の講演で「和歌山でヒ素カレー事件というのがあるが、本当に和歌山に行かなくたってヒ素入りの穀物というのが出てくる」などと発言したことについて謝罪する書簡を大橋建一・和歌山市長に送った。「皆様方に不愉快な思いを抱かせたことにおわび申し上げます」としている。
佐賀市であった国政報告会で米国の農業について紹介する中での発言だったが、大橋市長から「被害者や地域住民に対する配慮が欠ける不適切なもの」と抗議されていた。
「和歌山に行かなくてもヒ素入り穀物」 鳩山総務相
2008年10月4日1時0分
鳩山総務相は３日、佐賀市内のホテルで、食糧問題について触れる中で「和歌山でヒ素カレー事件というのがあるが、本当に和歌山に行かなくたってヒ素入りの穀物というのが出てくる」と述べた。次の総選挙に佐賀２区から立候補を予定している自民党の今村雅弘衆院議員の国政報告会で語った。鳩山総務相は約４００人の聴衆を前に「食糧危機は必ず起こる。温暖化と砂漠化が進むからだ。アメリカは地下水を掘って農業をやる。地下水というのは石油と同じですぐたまりはしない。どんどん井戸を深く掘れば最後にヒ素が出てくる」と指摘。その上で冒頭の発言をしたが、４人が死亡したカレー毒物混入事件を引き合いに出したことについては不適切との批判も出てきそうだ。
