絵を描く動機

そこでいかに近く見せようかとして苦労していると、絵を描くということも、また2次元上に3次元のモノを再現させようとすることであり、次元の壁を越えようとする試みなのかと考えたりする。
まあ、絵というものがそんな単純な動機だけから描かれるものではないだろう。単純に立体を再現したいのであれば、像を作ってもよいだろうし、敢えて2次元を創作の舞台とするかにはまた別個の大きな動機があるに違いない。