文語、ちょっと難解な語句についてメモメモ。
かしこくも 【畏くも】〔連語〕おそれおおくも。もったいなくも。▽既に古風。
なんなんとする 【垂んとする】〔サ変自〕（まさに）なろうとする。▽「なりなむとする」から出た語。文章語。
あざなう 【糾う】〔五他〕（なわを）よる。まじえ合わせる。なう。
うたた 【転た】〔副〕物事が一段と進むさま。心が一層動くさま。とめようもなく。ますます。「山川草木─荒涼」
まいしん【邁進】〔名・ス他〕ひるまず、いちずに進むこと。
ほんりゅう【奔流】激しい勢いの流れ。
たなざらし【店晒し】商品が売れないで、店先にいつまでも置いたままになっていること。そういう商品。比ゆ的にも使う。
きっきん【喫緊】〔名ナノ〕さしせまって大切なこと。
しょうび【焦眉】まゆげを焦がすばかりに火が迫るように、危難が迫ること。「─の急」（切迫した難儀・急務）
こいねがう【希う・冀う・<庶幾>う】〔五他〕強く願い望む。切に望む。
しょだん【処断】〔名・ス他〕とりさばいて決めること。裁断。
こうろんおつばく【甲論乙駁】〔名・ス他〕甲が何か述べると、乙がそれに反対するというふうに、議論がいろいろ出てまとまらないこと。
ゆうせんれつご（優先劣後）（辞書にのっておらず）
とひ【徒費】〔名・ス他〕むだ遣い（をすること）。むだな出費。
