某ピザ店で食べたピザについて

おいしいものとそれほどおいしくないものの差は何だ?
そのピザは焼き立てで、熱々で、チーズもちょうどよい具合にのびてくれたし、生地もいい感じに香ばしくやけていた。
しかし、何の感銘もうけなかったわけだ。何でだ??
出来立てのものってなんだって美味しい、そんな風に思っていた時が自分にもありました。といいたくなるような。安物といってしまえばそれまでなんですけど。タバスコをかけながらでないと旨みも全然感じられなかった。
というかタバスコの味しかしない。味がない、香りがない。ピザ生地そのものの味。おいしいと感じられるピザは生地だけでもおいしいものだ。チーズは独自の個性をもって、生地の味と相互に補完しあってくれるはずだ。
歯ごたえと食感だけは、確かに「よいピザ」と思わせるものはあったのに。できたての熱さも間違いなかったのに、肝心の味に欠けていたわけ。高校生くらいならこれでも食べた気になるのかな。あるいは、もっとまともな具を載せていればよかったのかもしれない。まあ、固より期待はしていなかったが、油びしょびしょでいかにも高カロリーなみかけだっただけになんか見返りがないと割に合わない感じ。いや、店員の応対は悪くなかったですよ。ピザ食べにひとりで来る客にも普通に接してくれましたし。でも美味しいピザを食べようと思っては、ここには行けないなあ。