卑下=人を見下すこと

自分は自分のことをすべてわかっていると信じている賢い(あるいは、おめでたい)人は、むしろ卑下などせずに自信を持っているのかもしれないが、いずれにせよ卑下というのは、このわけのわからない人間に対し「あなたはこうなんだ」と決め付けて見下す、まあたちの悪い小学校の教師がしそうな行為となんら変わりはない。
養老孟司は、自殺は殺人である、というようなことをどこかで書いていた(『死の壁』だったかな?)が、それと同様。
自分は自分のことがわかっているとか思うのは、まだまだ何十年か早いわけだ。