夕食時の出来事

前夜祭、と勝手に位置づけて、一人で東京駅中の回転寿司やにいってきました。
お寿司自体は懐もそう温かくないし夕食だし、ということもあって、控えめだったんですが、最後に頼んだあら汁がヤバイうまかった・・・。
ちなみに魚のあらは安く売られているので、あら汁は一度作ってみるとよいかもしれないです。

で、お会計の時に結構年配のおばさんがレジをしてて、どうもそのおばさんの手際がよろしくない。お客さんはどんどん列に並ぶのに、おばさんの伝票をさばく手つきはいかにもスピード感がなく、自分もちょっとイライラしつつ自分の番が回ってくるのを待っていました。
ちなみに私が食べたのは150円の皿4枚と200円の皿4枚+あら汁(300円)だったので、計1700円ちょっと。
そこでやっと自分の番が来て、伝票を渡して財布を準備していると、そのおばさんの口から「1,468円です」という声が。
あれっ、自分なんか見間違えた?だったらラッキーだなと思いつつ、とりあえずその金額を支払うと、レジを離れてレシートを確認してみました。
するとレシートには「150円×4 200円×4 計1,468円」としか書かれておらず、あら汁の値段が含まれていません。
多少の葛藤もありつつ、こういうことになったら300円くらいなら自分が結局は料金が含まれていないことをレジの人に言って、きちんと支払うことはまあわかっていました。あら汁がうまかったからとか、それでは食い逃げになるとか、店の人が後で困るから、というのは結局は後でつけた言い訳に過ぎなくて、自分がその後で後悔する思いが既に300円の得をはるかにしのぐ損害を与えてくれるとわかるからです。
ただその時に、もう一人のレジをしていたこちらはしっかりしたおじさん店員が、「今度こういうことがあったら、言わなくていいですからね、このおばさんの給料からひくから」と言ってくれたんですが、その時のレジのおばさんの決まり悪そうな申し訳なさそうな愛想笑いのような強張ったような笑顔を見て、いろいろ感じるところがありました。

#オチなし