イメージすることの大切さ

「es[エス]」という映画があるらしい。自分は見たことがないのだが、スタンフォード大の心理学部で、実際に行われた心理実験を再現した映画とのこと。詳しくはぐぐってください(←

es[エス] [DVD]

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まあ、この映画で描かれていることは極めてネガティブな方向かもしれないのだけれど、イメージすることの力の強さを表していると自分は思う。一流のプレイヤーは本番前に自分が勝利するイメージを頭に浮かべるとかいう話も聞くが、思いが現実化するというのはどうやらただの気休めではなくて事実らしい。

各界でトップの地位にある人たちに共通する点というのは、イメージする力、ビジョンを持つ力なのではないか、と最近は思うようになっている。
自分が勤めている会社も、社長(創業者)のイメージ力の豊かさにはいつも驚かされる。

さらにこの認識を推し進めるならば、「イメージしないと人間は変わらない」と言ってもよいだろうか。「自分の姿をイメージすることで人間は未来の自分を決めることができる」、そういう人間観/人生観/価値観である。

そういう価値観に基づいて生きるなら、生き方の基準も変わってくるだろう。
よいイメージが持てる場を、人間は探すことになるだろう。
まあ、どんな場でもよいイメージを持てる人は持てるし、よい解釈をするべきだと思うんですけどね。なんせ「ここはよいイメージがもてない場だ!」と思うことは、そこをよいイメージがもてない場にしてしまう、ということだから。

そういえば、『涼宮ハルヒの憂鬱』の主人公である涼宮ハルヒは、思った通りに世界を変える能力を持っていたが、このライトノベルの第一作目(実際には「憂鬱」前に読み切りであの野球の回が掲載されたことがあったらしいが詳しくは知らないのでぐぐってください)がなぜ名作たりえたかというのは、まさにこのハルヒの力がハルヒ個人のみが持つものでなく、普遍的なものであるというメッセージを訴えかけていたからではないか。

まあ話が反れるのでハルヒの話はまた今度ゆっくりします。一応言っておくと、長門俺の嫁です。

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

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できることは左脳ばっかり使ってないで、右脳で豊かでポジティブなイメージを思いっきり持つことですね☆