バック時の安全確認フロー

先のエントリ(雪道の運転)の関連エントリだが、除雪でできた雪の塊に車をぶつけたという失敗があった。前進してるときの事故率とバック時の事故率を比較すれば後者が多いと思う*1。バックの仕方は重点的に見直したい。

確認箇所が多い

まずバックする際にネックになるのが、逆説的だが確認する方法が多いということ。まず①左後ろ右後ろの直接目視、そして②ルームミラー、③左右のサイドミラー、④車体後方のカメラ。確認方法が確立していない人にとってはむしろ判断の遅れや誤りを招く原因になる。

教習所での安全確認手順を書いてくれてるブログがあった。

9.バックの時は、
①左ミラーで後方確認

②左側目視で後方確認

③ルームミラーで後方確認

④右ミラーで後方確認

⑤右側目視で後方確認

そして、バック開始です。

これは面倒。確認箇所が多いのがネックと書いたが、実際全部使うというわけだ。ただ、このようにフローになっているとちょっと安心できるという意味はあるかもしれない。もう少し簡易版がないのかは気になる。また、バックしている途中にはどこを見ているべきなのかも気になる。

今タイヤがどこを向いているか?

また、これは特に駐車の際にありがちなのだが「今タイヤがどこを向いているか」がわからなくなるハンドルを何回左/右に回した状態なのかがわからず、どうすればタイヤが真っ直ぐになるかが分からない。今の所、アクセルを踏んで少し進み、左/右にどのくらい曲がるかによって角度を想像するしかない。

探せばあるもので、解説しているページがあった。やはり教習を受けている段階ではプチパニックになる人は多いらしい。僕も今まさにそういう状態だ。

そもそもハンドルは何回転するか?

普通車(軽含む)の車は、右または左に《1+3/4》回転します。

リセットの方法

① わからなくなった時点で停止したまま、どちらでも好きな方にハンドルを回して、回らなくなるまで回します。
② 2回転ハンドルを戻します
③ タイヤが真っ直ぐになっているはずなので、少し前進して確かめる。

この辺り、有り難い情報。非常に納得。

アクセルとブレーキの踏み間違い

高齢者のような間違い方だが、アクセルとブレーキをなぜか間違いがちになる。この理由はよくわからないが、正直致命的だと思う。仮に無事でも同乗者には一発で嫌われる。原因を解明して直ちにこの癖を矯正する必要がある。

進行方向が逆になっているので頭の中でアクセルとブレーキも逆になってしまっているということなのかもしれない*2。また、バックから前に進もうとしてRギアを入れたままアクセルを踏んでいるのかもしれない*3

何らかの焦りや急ぎの気持ちがあるのだろうか。駐車場で今まで事故を起こしたことは幸いないが、この状態のままでは遅かれ早かれ事故を起こしてしまうだろう。自分内ルールとして、バック時には基本的にはブレーキペダルに足を置いておき、原則クリープ現象のみで移動すれば間違いないだろうか。そして緊急時以外はブレーキ/アクセル関わらず踏み込まないということ。他の車や人にぶつかりそうになったら急ブレーキをかけるしかないが、その際にアクセルだったら目も当てられない。

この悪癖を矯正するまでは、他の人を車に乗せられないなあ。

その他参考ページ

「路肩や路側帯での正しい駐停車の方法」は覚えておくべき。

*1:交通事故全体から見ると前進時が多いんじゃないかと思うが、「停止から前進を100万回した時の事故る回数」と「停止からバックを100万回した時の事故る回数」は後者が多いはず

*2:怖すぎ

*3:怖すぎ