よくわからん不調に陥った時

先週の週末に(釣りにかまけて)ゲーセンに行けなかったため、体がなまるのを恐れて火曜日の退勤後に行ってみたのだが、自分でもびびるくらいの不調だった。スキルが100を割るくらいで、青グラかな?ってレベルになっていた。仕事をした後の疲れというのはあるのだけど、いやいや去年リモートワークになる前はいつも仕事後にやってたし。確かに最近、ちょっとリリースもあって仕事で根詰めていた時期が続いた、というのもあったし、流れ的に家練もサボりがちになっていた。おそらく複合要因によるもので、明確にコレという原因はわからない。

ギタドラをやる理由は Just For Fun で、何かを目指しているわけでもないし、属しているコミュニティがあるわけでもない。気楽な距離感だと思う。年齢もあるし、今更「ギタドラが不調で精神が不安定になる」ということはない。ただ、学生時代にはこういうのがすごく嫌だったなあ、ということを思い出した。

当時、DDRは自分のアイデンティティだった。離れてしまうと、自分はこれというものを持っていなかったからすがるものがなかった。だから、下手になることは直接アイデンティティの崩壊に繋がりうる一種の「事件」だった。今顧みると、そんなメンタルでは(逆説的だが)上手くなることもできないよなあ、と思う。

また、さらに子供の頃は、まだ音ゲーもなかったが、何かで不調に陥った時に「このままもう上手くならないんじゃないか」といった類の不安を持つことはあった気がする。結局何にしても新しいことだし、それを笑い飛ばしてくれるような頼れる人を自分で見つけられていないと荒唐無稽な妄想に振り回されてしまいがちなのだ。

若いということは、とにかく不安が多いものだ。今となると「なんとかなるから大丈夫」と、昔年長の人に言われてそれほど効果のなかったような励ましは、案外そこまで外れてはいなかったのかも、と思う。

ちなみに、昨日、土曜日で仕事もなかったのでギタドラをリベンジしてみたところ、体は疲れていたがまあ、普通にプレイできた。